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コンタクトレンズが向いている人、向いていないひと。

コンタクトレンズ装用が特にメリットがある人

最近のコンタクトレンズは高品質で、装用感が良く酸素透過性も高いので、装用出来ないという人は稀で、付けようと思えばほとんどの人が装用可能だと思いますが、ここでは特にコンタクトレンズならではのメリットがある人を紹介します。

1.屈折(近視や遠視の度数)の左右差が大きい人。メガネだと必要の度数を両眼に入れるとグラグラして掛けられないため、片方の目は度数落とさなければならず、両眼とも視力の良くでるメガネは掛けられない場合。

2.不正乱視(角膜の凹凸等が原因の乱視で、通常の乱視のレンズでは矯正出来ないもの)では、ハードコンタクトレンズでのみ視力を出すことが出来ます。(硬質のレンズと角膜の間を涙が満たし、涙液レンズとして働くため)  円錐角膜という疾患もこれに入りますが、この場合ハードコンタクトレンズが角膜が突出してくるのを抑える働きもあります。

3.スポーツをする上で、メガネの使用が邪魔だったり、使用出来ない場合。(例えばサッカーでヘディングする時とか、スキーでゴーグルの下のメガネが曇り易い時等)

コンタクトレンズの装用が向いていない人

1.ドライアイが非常に高度な場合。

2.結膜炎や角膜炎など前眼部の炎症がある時。

3.水泳する人(ゴーグルを使用すれば可能な場合もあり)

4.小学5年生以下。(一人でコンタクトの付け外しが出来ない)

5.手先が不器用でコンタクトの取り扱いが出来ない人。(また高齢になってから初めてコンタクトレンズを使用するのは難しい) 認知症の人。

6.著しく神経質な人。(レンズを入れようとすると、緊張して目をギュッと閉じてしまう人)

瞼裂が狭い人、極端に目が小さい人はレンズの出し入れが困難な場合も。

7.白内障や網膜、神経の異常で視力が出ない人。