最近のコンタクトレンズは高品質で、装用感が良く酸素透過性も高いので、装用出来ないという人は稀で、付けようと思えばほとんどの人が装用可能だと思いますが、ここでは特にコンタクトレンズならではのメリットがある人を紹介します。
1.屈折(近視や遠視の度数)の左右差が大きい人。メガネだと必要の度数を両眼に入れるとグラグラして掛けられないため、片方の目は度数落とさなければならず、両眼とも視力の良くでるメガネは掛けられない場合。
2.不正乱視(角膜の凹凸等が原因の乱視で、通常の乱視のレンズでは矯正出来ないもの)では、ハードコンタクトレンズでのみ視力を出すことが出来ます。(硬質のレンズと角膜の間を涙が満たし、涙液レンズとして働くため) 円錐角膜という疾患もこれに入りますが、この場合ハードコンタクトレンズが角膜が突出してくるのを抑える働きもあります。
3.スポーツをする上で、メガネの使用が邪魔だったり、使用出来ない場合。(例えばサッカーでヘディングする時とか、スキーでゴーグルの下のメガネが曇り易い時等)